このページは、スマートフォン学習に最適な宅建士受験参考書「スマ本 宅建士」の無料体験ページです。まずは、スマ本の良さを実際に体験してください。
新 刊 | E-prost出版 瀧澤 宏之 |
3 0 0 0 円 + 税 | ||
新刊 スマホで見る教科書(スマ本) 2024版 宅建士 宅建士試験対策基本テキスト | ||||
ISBN-978-4-911161-05-0 ¥3,000E |
新 刊 | E-prost出版 瀧澤 宏之 | |||
新刊 スマホで見る教科書(スマ本) 2024版 宅建士 宅建士試験対策基本テキスト | ||||
ISBN-978-4-911161-05-0 本体3000円+税 |
新 刊 | E-prost出版 瀧澤 宏之 |
新刊 スマホで見る教科書(スマ本) 2024版 宅建士 宅建士試験対策基本テキスト | |
ISBN-978-4-911161-05-0 本体3000円+税 |
民法は、人と人の間の権利・義務を規律する法律である。 ⬇ では、 権利・義務を規律するとはどういうことだろうか。 ⬇ たとえばBがコンビニAでおにぎりを買うと(売買契約を結ぶと)、売主となったAと買主となったBには、民法に基づいて下図のような権利と義務が発生する*1。 ⬇ つまり、 民法には「○○という条件を満たしたら××という権利・義務が発生(消滅)する」といった感じで権利・義務に関するルールが規定されているのである*2。 |
*1▶民法には様々な契約が規定されており、契約当事者に発生する権利・義務の内容は、契約の種類によって異なる。 *2▶「○○という条件を満たしたら」の部分を「要件」と呼び、「××という権利・義務が発生(消滅)する」の部分を「効果」と呼ぶ。 |
権利・義務は、契約によって発生するのが民法の世界の大原則である。 ⬇ では、 どうすれば契約を成立させることができるか。 ⬇ この点、 売買契約であれば、Aの「売ります」という意思と、Bの「買います」という意思が一致すれば、契約が成立する*3。 |
*3▶Aの「売ります」、あるいはBの「買います」のように、自分の意思を表すことを「意思表示」と呼ぶ。 |
⬇ つまり、
契約は、意思表示が一致すれば成立する (522条1項)*1。 ⬇ したがって、
契約書の作成は原則として不要であり(522条2項)、口約束でも契約は成立する。
契約には、2つの大事な原則がある。民法を学習していくうえで非常に大切なので、最初に頭に入れておこう。
① 誰とどのような契約をするかは、契約をする当事者の自由である(521条1項、2項)*2。 ② いったん契約したら、守らなければならない*3。 ⬇ したがって、
理由もなく、一方的に契約を破棄(=解除)することは許されない。
|
*1▶契約のように、意思表示によって成立する行為を「法律行為」と呼ぶ。問題文中、「法律行為」という言葉が登場したら、法律行為=契約と考えれば良い。 *2▶「契約自由の原則」と呼ばれる。 *3▶契約を守らなかった者は、責任を追及される(債務不履行責任)。債務不履行については、第11章で学習する。 |